どーもpunioです
今回は、フィンエアー2017年最新機材であるエアバスA350-900XWBのエコノミーコンフォート(東京-ヘルシンキ)に搭乗したので、その様子をお届けします。
フィンエアーA350-900XWBのビジネスクラス搭乗記はこちらをご覧ください
目次
フィンエアーA350-900XWBの座席クラス
フィンエアーA350-900XWBには3つの座席クラスが設定されています。
- ビジネスクラス
- エコノミーコンフォート
- エコノミー
フィンエアーでは65~85ユーロ支払うと、エコノミーからエコノミーコンフォートに変更することが可能となります。また、エコノミーコンフォートは43席用意されており、ビジネスクラスとエコノミークラスの間に設置されています。エコノミークラスの先頭から5列分と覚えておくといいでしょう。
この図のシートに星マークがついているところがエコノミーコンフォートです。このフィンエアーエコノミーコンフォート席は、通常有料ですが、以下の方は無料で指定することができます。
- PRO/フルフレキシブル航空券
- フィンエアープラス特典航空券
- フィンエアープラスのプラチナ会員
- oneworldのエメラルド会員
- 2017年4月3日以降にフィンエアーが運航する日本発着のフライトのクラスK、M、P、T、Gのいずれかの航空券
私は「oneworldエメラルド会員」の為、無料で事前にエコノミーコンフォートを指定することができました。1万円以下の支払いで少し快適な座席を利用できるのであれば、支払ったほうがいいと思います。
フィンエアーエアバスA350-900XWB エコノミーコンフォートの違いとは
フィンエアーエアバスA350-900XWB エコノミーコンフォートを選択すると、通常のエコノミーと何が異なるのでしょうか。違いは3つあります。
- 座席の前後幅が約15cm広い
- ノイズキャンセリングヘッドホン
- パーソナルアメニティ
座席の前後幅は結構広めになっていて、足を組むことも可能でした。フライト中は足が疲れてくるので、足の位置を変化させることができるのはとてもいいですね。また、バックレストをリクライニングさせるとシートが倒れて後ろの人に迫るタイプです。JALのように足元が狭くなることはありません。(後ろの人には気を使いますが)
ここで問題発生です。リクライニングすると、足がものすごい疲れます・・・。なぜか、足が浮いているような感覚。きっと、外資系のフィンエアーをよく利用すると思われるフィンランド人の、くるぶしから膝までの長さの平均が、日本人の私と比べて長いのか・・・。と思っていました。しかし、着陸態勢に入ったときに衝撃の事実が判明しました。リクライニングを戻すと太ももを支えている座面が下がり、程よい高さになります。実は、リクライニングしないほうが快適だったということです。
図の点線が標準状態。実線がリクライニング中の様子を表しています。このようなイメージになり、足が疲れて仕方がありませんでした。足が疲れてきたときは、一度リクライニングを元に戻すことをお勧めします。
こちらはノイズキャンセリング機能が搭載されているヘッドホンです。左の中心にスイッチがついていて、ノイズキャンセリングのON-OFFを選択できます。エアバスA350-900XWBは機内騒音も改善されているといわれていますが、実際はまだまだ音がけっこうします。そんな時にこのノイズキャンセリングヘッドホンがあると役に立ちます。エンジンの騒音が減るので映画に集中できます。
フィンエアーA350-900XWBエコノミーコンフォートに登場するとパーソナルアメニティをもらえます。内容は、靴下・アイマスク・耳栓・歯ブラシです。この歯ブラシですが、プラスチックの板に毛を生やしたような代物で、欧州の歯ブラシのクオリティに衝撃を受けます。明らかに日本製のほうがいいと思いますので、機内で歯ブラシを使用したい方は事前に持参することをお勧めします。エコノミーコンフォートにはスリッパの用意がないので、こちらも持参することをお勧めします。ビジネスクラスならマリメッコスリッパがあるんですけどね。
フィンエアーエアバスA350-900XWBのビジネスクラスはヘリンボーン式
フィンエアーエアバスA350-900XWBは、前2つのドアから搭乗しますが、後ろ側からの搭乗でもビジネスクラスが目に入ってしまいます。そのビジネスクラスは最新式で主流のヘリンボーン式となっています。ビジネスクラスに惹かれつつエコノミークラスへ向かわなければなりません。
フィンエアーのデザートはスーパーカップ!?
ビジネスクラスを通り抜けるとエコノミーコンフォートの座席が現れます。それぞれの座席にはマリメッコクッション・マリメッコブランケット・マリメッコパーソナルアメニティが置かれています。
ディスプレイも大きく、タッチパネル式。ただし、リモコンがないのでどの映画を見ようか迷っていると疲れてきます。この画面ですが、飛行機に取り付けられているカメラから外の様子を見ることもできます。この日は片方が壊れているのか、車輪側のみ見ることができました。
また、トップ画面には東京とヘルシンキの時間と、何時ごろどのようなサービスが提供されるかが示されています。食事を優先するか・寝るのを優先するか決めやすいですね。
フィンエアーエアバスA350-900XWBのシートベルトサインはフルカラー液晶で、鮮やかに表示されていました。
フィンエアーエアバスA350-900XWBの室内は青を基調としていてきれいな空間が広がっています。さすが新しい機体です。
各座席にはメニュー表がおいてあり、好きなものを注文することができます。しかし、機内食が2食出るので注文は不要でしょう。ドリンクにも値段が書かれていますが、コーヒー・紅茶・ジュース・ビール・ワイン・シャンパンは無料でした。お好きなものを頼むのがいいと思います。
最初におつまみとドリンクが提供されます。ドリンクは珍しいブルーベリージュースを選びましたが、これが大正解でした。ブルーベリーの自然な甘みが生きたとてもおいしいジュースです。
このシャンパン(Joseph perrier cuvee royale brut)は爽やかで軽やか、長い余韻がありバランスの取れた味わいとのことです。シャンパンが注がれているのはシャンパン専用グラスです。わざわざビジネスクラスから持ってきていました。シャンパンを楽しみながら食事を待ちます。
最初の食事はこちら。ビーフかチキンかを選ぶことができます。チキンはカレーとのことだったのでビーフを選びました。ビーフは薄切りの肉で作ったビーフシチューのようなものです。特に美味しくないですね。カレーのほうが良かったかもしれませんが、成田空港のラウンジでカレーは食べているので・・・。
1回目の食事のあとはしばらく休憩です。最短距離を飛行するといわれているフィンエアーですが、中国の上空は飛行しないようにしているようです。中国の上空を飛行するのは何か必要なのでしょうか。
お手洗いはウォシュレットがついているわけでもなく、特に新機能はありませんが、中国語の注意書きが大きく書かれていて少しびっくりしました。最後はシェイシェイ。きっときれいに使ってくださいと書いているのでしょう。実際、1つのトイレの洗面台が詰まって大変なことになっていました。原因は不明です。
しばらくするとデザートタイムがやってきます。なんと配られるのはスーパーカップ。ハーゲンダッツではありません。いままで、ハーゲンダッツが出ることが普通と思っていたので衝撃です。フィンランドの方はこれを食べて感動したのでしょうか・・?と、言いつつも食べると意外とおいしかったりします。
到着前の食事が配られました。これは皆さん同じ内容のようです。この便ではトマトとひき肉のペンネのような食事となりました。このパスタが意外とおいしかったです。最初の食事もこれでいいくらい気に入りました。食事を食べ終わるとフィンランドに到着です。フィンエアーエアバスA350-900XWBに初搭乗しましたが、正直あまり違いが判りませんでした。飛行中のノイズが減ったといってもうるさいことには変わりありません。きれいな空間というほうに重点を置いたほうがいいでしょう。
コメントを残す